どこかから虫の声が聞こえる。
街灯が照らす公園。時々通り過ぎる風が冷たいのは、気のせいじゃない。
「いい気候だね。散歩にはもってこいだ」
「…………」
返事はしなかった。オナホだから当たり前だ。
私の足は震えて、目の前の男につき従うだけで精一杯だ。
トレンチコートの下で普通の服を着てはいるが、さらにその下が問題なのだ。
「っ!」
ぎゅる、とお腹が鳴る。私は思わず立ち止まった。
しかし、スカーフの下で密かに付けられた首輪とリードに引っ張られ、仕方なしに一歩を踏み出した。
私を犯した5人の先生のうち、最後のひとりがこの男、アシハラ先生だ。
担当教科は倫理。しかし、今となってはそのイメージにまったくそぐわない。
穏やかで理知的な中年男性は、若い女教師にリードをつけて夜の散歩を楽しんでいる。
しかも、腹には浣腸液をたっぷりと入れて、膣にもクリにも乳首にもローターをつけさせている。
「ふー……、ふ……っ!」
汗が滲み、それが外気で冷えていく。それがまた、便意を誘う。
この前、チバ先生にイキ狂わされたおかげでクリがすぐに剥けて、ローターが触れるだけでガクガクと感じてしまう。
今ごろは下着がぐっしょりと濡れて、内股がぬるぬるするのも時間の問題だろう。
「おや、人が来ましたよ」
「!!」
さあっと血の気がひく。下半身だけが熱い。
コッコッと硬い足音は革靴だろうか。恐る恐る遠くに目をやると、サラリーマンらしきスーツ姿のシルエットが見えた。
私はアシハラ先生の後ろにぴたりとついて、リードを少しでも隠そうとした。
「挨拶でもしましょうか?」
「っ、やめて……お願いします、やめてください……」
「嬉しがると思ったんですがねえ」
残念そうに言うが、笑顔が白々しい。口元の歪みが心底楽しいと告げている。
私は屈辱と思いつつ、大胆に彼の腕に手を回した。
そのすぐ後、サラリーマンの男性は帰路を急ぐようにあっという間にすれ違っていった。
ほっ、と私は安堵する。気付かれなかったようだ。
「あ、ん”っ!?」
突然ローターが強く唸りを上げて、私は喘いでしまった。
先ほどの男性が振り返っているかどうか、確かめるのも恐ろしい。
「それじゃ、あそこのトイレに寄りましょうか。もう何周かしてから……」
何周って、一体、どれぐらいなんですか。
しかし、そんな質問は許されない。少しでも抗うそぶりがあれば、ローターは暴れて、私はここで無様に浣腸液をぶちまけてしまう。
その想像にゾクゾクとしながら、私はリードのひかれるままに付き従った。
公衆トイレは一応清掃が入っているようだが、それでも独特の臭いがあった。
アシハラ先生は迷わず男性用へと入り、私を個室へ連れ込んだ。
「まったく、生意気な真似をしてくれた。誰かが通りすがるたびに恋人ヅラするオナホなんて、とんでもない」
「ふぐぅっ、あっあっ……うあぁ……!」
鍵を閉めるや否や、ローターがMAXまで強く振動し、私は便意と快感の間で悶えた。
彼の表情はするすると変わる。先ほどの怒りは見えなくなり、微笑んでいた。
「今度は別の公園にしましょう。浮浪者がいるという噂でね」
「ひ……っ」
「なに、見せるだけですよ。病気になったオナホなんて、使う価値がないですから」
その言葉に安心するべきかはわからない。
ただ、この5人以外にも痴態を見られると思うと——ガンガンと頭の奥が痺れた。
急に込み上げてきた快感の塊が、ぎゅうっと子宮を締め上げる。
「あくぅう……っ!!」
「勝手にイクな」
「そん、なぁっ」
思わず顔を上げると、ビンタが飛んできた。
「そうだ、その顔だ」
どんな顔だというのだろう。鏡がないからわからない……。
アシハラ先生はデジカメを取り出し、電子音とともに私の姿を撮り始めた。
顔を伏せようとすると、顎を持ち上げて頬が打たれる。乱れて呆然となった顔が、データに残されていく。
彼は5人の中でも一番のサディストに思えた。言動にも容赦がない。
「これがお前の本性だ。イクのを許可する、無様にぶちまけろ」
撮影が終わったと思うと、彼はデジカメの画面をこちらに見せてきた。
そこには、チバ先生に犯される私の姿が映っていた。
おそらく拘束機械責めからの失神で、それから目が覚めるまでの間の出来事だ。
チバ先生はぐったりとした私を座椅子から下ろして、無防備なアソコに容赦なく突き込んでいた。
気を失っているのに、私はうめき声を上げて、潮を吹いていた。
それから目覚めた私がイキ果てる顔といったら——だらしなく舌まで見せて、幸せそうに笑っていたのだ。
それが映ったタイミングで、下着が下げられてアナルプラグが抜き取られる。いったん弱まっていたローターが一気に強くなった。
「あ、あ、あ……!!!」
後戻りできない気持ちよさを思い出した途端、また絶頂が込み上げた。
動画をまねるように潮が止まらず、おそらく失禁もしていた。
便器にしたたる体液で個室は匂いがこもり、おそらく外にも漏れていただろう。
「が、まん、できないっ……出ちゃう出ちゃ、ウゥぅううぅ……!」
その声は辛そうなのに嬉しそうで、その顔をまたデジカメが収めている。
歯を食いしばって眉を歪めて、私はまたも男の前でぶちまけてしまった。
「ひ、ぃ、撮らないで、あ、あぁ……」
腹痛と便意からの解放感。その一部始終を記録されている絶望感。
止まらないローターと排泄の快美さが、私を壊していく。
「さあ、帰りますよ」
「へ、えっ!? だめです、まだ、腰がっ」
「生きオナホが命令を拒む? まだ立場がわからないのか」
はあ、とため息をついたアシハラ先生。最後の頬への一発は特に響いた。
命令されて私はトイレを流した。周りの汚れはさほどではなく、そのまま放置される。
個室の鍵を開けて——私は今度こそ引き攣った。
「おや、お待たせしてしまいましたか?」
「……な……」
そこには見知らぬ男性がひとり、驚いて立ち尽くしていた。
今までのやりとりや物音、そして臭いが、何をしていたのかを物語っていた。
「あ、あんた、何、……その女……」
「ああ、今、オナホに仕上げている途中ですよ。失礼」
私は顔を伏せた。熱くてたまらない。
オナホと紹介されたことに、羞恥か、それ以上の何かで私は震えていた。
呆気にとられた顔で見送る男性の脇をすり抜ける。
私はアシハラ先生にリードを引かれ、また夜の公園へと戻っていった。
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